【日記】引越が完了しました
年末年始の長期休暇を使って引越と、新居での生活準備をしていました。1月も全部使ってどうにか日常生活を送れる程度には落ち着いてきたところです。あーつかれた。
目次
引っ越し検討と決めきれない条件
四年前から住んでいた旧宅のアパート(平屋戸建タイプ)はとても広かったので、結婚してから妻が同居してくるかたちで生活していました。ほぼ不自由はなかったのですが、「廊下が無くて襖で仕切られた実質ワンフロア」という間取りだったので、パーソナルスペースが確保できなかったのが不満点でした。わたしは自転車のスペースを確保したい、妻も自分の趣味スペースを確保したい。とまあ贅沢な悩みなんですが、お互い一人暮らしに慣れ過ぎた二人のかなしい現実・・・。頭金程度には貯まっていたのでこの機会に持ち家を検討することに。
ここからなんとなく家探しを始めたのが2024年の1月ぐらい。そこからモデルルームを見に行ったり新築建売を内見したり、不動産屋に連絡して中古物件を紹介してもらったり。といろいろやりながら、認識をすり合わせていきました。
- ローンは1馬力で返せる範囲に収めること、あまり費用をかけ過ぎないこと
もしもがあって手放すことになるのは絶対に避けたい(引っ越しがめんどくさい)し、天災でオシャカになるのも怖い。「大きな買い物だけど、こだわりと思い入れは持ち過ぎないように」と認識して、身の丈以上の物件は候補から外して検討しました。 - 立地と土地を最優先すること
旧宅のアパートは「日当たり、生活環境、通勤距離、すべてヨシ」で、同じ土地に家を建てたいぐらい気に入っていました。引っ越した挙句に「前のアパートの方がよかった・・・」と後悔はしたくなかったので、不便になると推察できる場所は候補から外しました。
一度、築浅好条件の中古物件を紹介してもらって内見に行った(2回も)のですが、法面上に建っていることと駐車場から玄関まで10段以上の階段があることが最後までネックになって、ローン審査までやったのに結局見送ったことがあります。家から出るのがおっくうになりそうで・・・。 - 手仕舞いを考えること
最終的に家・土地を処分しやすいであろう場所で検討していました。夫婦ともに今いる場所で生まれ育ったわけでなく、この土地に居る理由が”仕事があるから”でしかありません。定年後はどことなりに移動してもいいわけなので、そのときに売りづらい場所だと動きづらいと考えて、「現時点で地価が下がっていない場所」を候補に絞っていました。田舎なので、街はずれの土地を二束三文で買えば、上物にいくらでも予算をさくこともできたのでしょうが、あと30年後にその土地を欲しがる人がいるか?と考えると躊躇がありました。先のことはわからない、とか、そもそも人口減少のこの国で地方都市の土地とか無価値、とかもあるんですが、少なくとも現時点では人気のあるエリアを第一候補にして探しました。
と書き出してみるとけっこううるさいな条件だったので、不動産屋からいくつか提案を貰ったもののあーでもないこーでもないと言いつつ決めきれずにいました。建築条件付き土地(大手全国ハウスメーカー)は予算オーバー、建売(地方ハウスメーカー)は通勤距離が長い、立地の良い中古物件は土地が広すぎる、etcetc。
結局決めきれなかったのは、旧宅アパートの条件が良すぎるから、というのがあったからだと思います。立地は最高、家賃も安い、勤め先から家賃補助もある程度出る、差し迫って退去する必要も理由もない、となると「あれ、引っ越しする必要無くない???」となって、目につくネガティブポイントの全てが気になってフリダシにもどる、を繰り返していました。
「お客様だけの未公開物件ですよ」
堂々巡りを繰り返していたのですが、近隣の物件を中心に扱っている不動産屋から、近々売りに出る中古物件があって条件も合っているので公開前に内見しないか、と連絡をもらって、週末にすぐ見に行くことに。気になった点はいくつかあったものの、これまで見てきた物件・土地の中でもっとも条件にマッチしていたのと、「全てを満たす物件は存在しない」と実感し始めていたのもあって、ここで決めることに。
さんざん悩んでいた割にはすごくあっさりと決めてしまいました。もし家探しの序盤に紹介されていたら決断したかはわからないので、こういうのは結局タイミングですね。
リフォームは予算を惜しまない
綺麗な物件ではあったけど入居前でないとやりづらいリフォームはやっておくことにして、住設は家電・消耗品だと思って思い切って交換するのと、屋根・外壁は素人ではどうにもできない部分なので予算を惜しまない、という考えで、結局物件価格の20%近くはリフォーム代に充てました。
- 屋根・外壁全面塗り直し
- 風呂・トイレ・食洗器交換
- カップボード増設
- コンロ・給湯器交換
- 1F壁紙張り替え
- 一部間取り変更
間取り変更は、脱衣所の壁を抜いて隣の部屋(客間)の収納部分を脱衣所側に結合させたものです。将来的にガス乾燥機(乾太くん)を置きたいと思っているので、脱衣所・洗面所は大きめにとっておきたいのだ。電源とホスクリーンも増設して部屋干しスペースにもできたので、これは会心の出来だったと自負しています。

ユニットバスやトイレは宇都宮各地各メーカーのショールームで色や機能を見ながら決めました。肩部分からシャワーが出る風呂桶とか天井シャワーとか、イラネーと思いつつ冷やかしながら見て回るのは結構楽しかったですが、注文住宅だったらこれを0から決めないといけないのかと思うと楽しさよりも気苦労の方が勝りそうで・・・。いずれ定年後の余暇時間にドリームハウスを築城できるよう、頑張って貯金しましょ。
(だいたい終わって)新生活スタート
物件購入後に2か月ほどはリフォームを行っていたのでその間に引っ越し準備を進めていたのですが、まったく進まなくて大変でした。前回(4年前、勤め先寮から旧宅アパートへの引っ越し)はそんなに大変だった記憶は無いのだけど、一人での引っ越しと家族での引っ越しはまた勝手が違いますね。不用品が無限に出てくるし、新居での配置もぜんぜん決まらない。
年末年始の連休中に集中して荷物を詰め込んで、どーにか退去と新生活が開始できました。とにかく疲れた・・・。
以下、配置も効率もなにもかもすっ飛ばして「とにかく全部詰め込め!!!」で押し込んできた荷物たち。しばらくはどこになにがあるのかわからなくて大変でした。

日常生活のための配置や家具購入も落ち着いてきたので、そろそろ趣味(自転車)のための活動もしていこうかと思っています。アパートではできなかったことしちゃうぞ、壁に穴とかあけて収納つくっちゃうぞ、と一人で盛り上がってます。あーたのしい。