【レビュー】グランジ ディスクローターセンターリングツール
ディスクローター側に合わせてディスクキャリパーの位置を微調整するツール。素人でも容易にディスクキャリパーのセンタリングが可能。
目次
購入動機
ディスクブレーキは、アクスルの締めつけトルクが違ったり、急ブレーキをかけたり、日常的な使用でちょっとずつズレていき、パッドとローターが擦れて音鳴りが発生することがある。走行性に影響しないレベルであってもシャリシャリ鳴り続けるのはストレスなため、ホームメンテナンス用として購入。
概要
価格:1200円
重量:44g
本体は持ち手とブレーキ挿入部の2ピース構成。
サイズは小さいものの、重量がそこそこある。
折り畳めそうな見た目だが不可能なため、携帯工具として持ち運ぶのは難しいかもしれない。
形状を工夫すれば携帯工具サイズにまで落とし込めそうな気がするが。
レビュー
使い方はシンプル、工具を挟んでキャリパーを動かすだけ。
1.ディスクキャリパー側の固定ネジを緩め、本体がぐらつく程度にする。
2.工具本体の薄い方をディスクローターに沿わせて、ブレーキ本体に挟み込んで挿入する。
3.ブレーキを軽く握ったまま、キャリパーの固定ネジを仮締めして位置を固定。
これでキャリパーがディスクローターに対して左右均等に配置されるので、その後本締めする。
ディスクローターが歪んでいない限り、これで擦れは解消できる。
まだ部分的に当たる場合はローターが曲がっているので、修正ツールでピンポイントに修正する。
その他
挿入部は手で動かせるほど薄いため、工具箱に入れておくと曲がる懸念がある。
自分は廃チューブの切れ端でカバーを作って保護している。
まとめ
微妙な調整が必要なディスクブレーキのメンテナンスを楽にしてくれるツール。
値段も安く、同用途の物が別メーカーからも出ており手に入りやすいため、ディスクブレーキバイクを所持している人は工具箱に入れておくのをオススメする。