【レビュー】ミノウラ SC-100 スライドケージ

日本のアクセサリーメーカーのミノウラから発売されている、上下に位置調整可能なボトルケージ。フレーム内のクリアランス調整が可能。

購入動機

ロングライド用自転車ではフレームバッグを使用しているが、身長170cmのフレームサイズではボトルケージと干渉しがち。ボトルケージを2つ付けつつフレームバッグを使うための位置調整として、本製品を購入。

製品情報・外観

・重量:48g(カタログ値:50g)
・価格:1200円
・バリエーション:カラー、黒・チタン

取付ボルトは付属しない。
構造上、かなり重い。その分、アルミ製ではあるがかなり頑丈に作られている印象を受ける。

レビュー・使用感

上下位置調整

ボルト穴が上下でそれぞれ4つ、中央の抜き部分もボルトで固定できるようになっており、最大で7cm上下に移動させることが可能。

最上部にした場合。


最下部にした場合。
これだとボトルがフレームに当たって使えなくなるが、それぐらいの位置にまで調整可能ということ。

ケージのベースとなっているのは同メーカーの定番名品デュラケージであり、縦でも横でも抜き差ししやすい。

まとめ

利点

・フレームのダボ穴位置によらない、自由な位置調整が可能。フレームサイズの小さい日本人に最適。
・入手性が良い
・価格が安い
・縦でも横でも抜き差ししやすい

欠点

・重い
・デザインが野暮ったい(個人的には好きではあるが)


フレームバッグとの調整以外に、手が短い人がボトルを取り出しやすい位置に合わせたり、重量物である水入りボトルの位置の集約(所謂、マスの集中化)をしたり、使い方はいろいろ考えられる。