【オフロード】奥鬼怒林道トレイルライドに行ってきた

栃木の最果て、紅葉の奥鬼怒林道を自転車で走ってきた。

奥鬼怒スーパー林道について

川俣温泉もしくは戦場ヶ原の山王林道から西に進み、女夫渕の駐車場から先が奥鬼怒スーパー林道だ。全線通ると群馬県の水上まで抜けることができる(現在は群馬県側で通行止め)。

奥鬼怒湿原などの高地へのアプローチとして、普段は登山者で混雑している場所だ。


林道は一般車通行止め、温泉宿の送迎バスと関係者車両しか通れない場所だが、今回は特別に実証実験ということで特別に自転車の通行可能期間が設定されており、申請用紙を提出するとゲートを越えて温泉宿まで行くことができる(2021年中は終了、次回は年明け以降)。
(イベント詳細は奥鬼怒温泉宿の加仁湯WEBサイトからリンクが見られる)

普段は走れないルートということでチームのオフロード乗りで集って、終点の奥鬼怒温泉まで遊びに行くことに。

温泉に向かって出発

前回同様、川俣大橋の駐車場に集合し、女夫渕駐車場を目指す。

10月末の標高1000m付近、紅葉が最高潮、ここの時点で既に凄い景色。林道に向けて雰囲気が盛り上がってくる。


女夫渕に到着。登山と思われる人・車で結構混雑。参加届の提出ポストは休憩所の横に取り付けられていた。
中を覗いてみたが、申請用紙はそこそこ入っているようだ。


いざ林道へ。


ここからはずっと絶景。


路面状態は良くて、グラベルバイクでも問題ない。慣れた人ならCXバイクでも行けそうだ。適度なゴツゴツ具合が心地いい。まあ宿のマイクロバスが通るぐらいだから、全然問題なしだろう。


トンネルを抜けた先も絶景。


片道10kmほどだが往路はそこそこ登る。標高が高いので空気が澄んでいて心地よい。
ピークを過ぎた後、少し下って温泉郷へ。奥鬼怒スーパー林道は手前で分岐するが、こちらは現在通行止め。

秘湯を堪能する

温泉郷に到着し、自転車を駐輪場に止めてから日帰り温泉へ。

温泉は4つ

奥鬼怒温泉には4つの温泉宿がある。

「八丁の湯」と「加仁湯」は比較的大きく、送迎バスを運行している。「日光澤温泉」は奥まった場所、奥鬼怒湿原への登山道入り口近くにあり、送迎バスは無し。「手白澤温泉」はちょっと離れたところ、ここは日帰り温泉営業もやっていないという、かなり訪問難易度が高い宿だ。

今回は時間もあるので、前3つのうち最も秘境感がある「日光澤温泉」に行くことに。

日光澤温泉で日帰り入浴

日光澤温泉、レトロな宿泊宿だ。
日帰り入浴は500円。看板犬をモフることもできる。


温泉は2つあるが、どちらも露天混浴、更衣室もほったて小屋なのでいろいろハードルが高いかも。この日は我々以外は誰もいなかったので気兼ねなく堪能できたが。

水温が適度にぬるくて長居するに最適だった。紅葉風呂というのもなかなかオツなものだ。

硫黄臭くなってから持ってきた弁当を食べて、駐車場へ戻ることに。
帰路は下り、けっこうスピードがでるのでMTBのタイヤを活かしながら走ることができた。

おまけの川俣林道

集合場所へ戻ってきたものの、時間が余ったので前回の川俣林道へ。前回未参加だったメンバーへの道案内も兼ねて。

相変わらずこちらは路面グチャグチャ。泥だらけになった。


途中調子よく走る二人組と遭遇したが、なんとシングルスピード・・・。ようやるわ。

オフロードライド、なんというか補助輪が取れた自転車感があるんだな。自由、フリーダム、リバティー、もじゃもじゃ髭のタトゥーにいちゃん。


以上、奥鬼怒林道のレポートでした。

この冬はもっと林道巡りするぞ。